LaTex入門(環境構築)#

普段,PC上で文書を書くときはメモ帳やMS Wordを用いていると思います.それでいいじゃないかと思うかもしれませんが,理系大学生であるあなたは卒業論文を何で書きますか.章立てや画像配置,キャプション生成などを付けなければなりませんが,Wordだと超面倒ですよね.そこででてくるのがLaTeXです.LaTeXは組版ソフトで,テキストベースで論文や書籍等を作成することができます.昔はTeXというものがありましたが,今ではLaTeXを使います.ちなみに,読み方は「ラテフ」ないし「テフ」です.

LaTeX環境構築#

とりあえずLaTeXを体験してみたい人は以下のWebページにアクセスしてみてください.アカウントを作る必要があるのでそこだけお願いします.ログインすればクラウド上でファイル管理されるので手軽に使えます.
Cloud LaTeX
Overleaf

私はWSLを主戦場にしているので,WSL上で環境構築しました.以下のQiita記事が非常に参考になりますので,そちらを参照の上構築してみてください.
VSCodeで最高のLaTeX環境を作る

WSL環境構築(未の方はこちらから)#

### WSLとは
WSL (Windows Subsystem for Linux) は、Windows上でLinux環境を実行するための機能です.研究やプログラミングではLinux環境を利用する機会が多いため、まずはWSLを導入しましょう.

Windowsの設定#

  1. 「Windowsの機能の有効化または無効化」を開く
  2. 以下にチェックを入れる
Windows Subsystem for Linux
仮想マシンプラットフォーム
  1. 求められたらPCを再起動する
「Windowsハイパーバイザープラットフォーム」は通常不要です.仮想化ソフトと競合する場合があるため、本ページでは有効化しません.

Ubuntuのインストール#

PowerShellを管理者権限で起動し,以下を実行します.

wsl --set-default-version 2
wsl --update
wsl --install -d Ubuntu-24.04

インストール完了後,PCを再起動します.

Ubuntuの初回起動#

スタートメニューから Ubuntu を起動します.初回起動時にユーザー名とパスワードを設定します.

Enter new UNIX username:

ユーザー名を入力します.

Enter new UNIX password:

パスワードを入力します.表示されないですが,正常です.(注意:忘れると変更できないので必ず覚える!)

パッケージの更新#

Ubuntu起動後、以下を実行します.

sudo apt update
sudo apt upgrade -y

補足A VSCodeとの連携#

Windows版Visual Studio Codeをインストールします.VSCodeの拡張機能から以下を導入します.

WSL

Ubuntu上で任意のディレクトリに移動し,

code .

を実行すると,WSL環境に接続されたVSCodeが起動します.

補足B WSLのファイル場所#

エクスプローラー上でパスに\wslと入力するとホームディレクトリにアクセスできます.

filepath

エクスプローラーを開く

補足C Ubuntuの日本語化#

言語環境を日本語化する際は,以下コマンドを入力してください.

$ sudo apt install -y language-pack-ja
$ sudo update-locale LANG=ja_JP.UTP8